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たいしたとりえもないので、漢字でも勉強してみようかと思い、ちょっと話題の漢字検定に首を突っ込んでみました。(~~;)
勉強しているうちに断片的な知識がダイナミックに結びついて「そうだったのか!」と、頭上に豆電球が煌きました。
そんな中でおもしろいものを集めてみました。
■漢字表記が多いモノ
ホトトギス
 *不如帰
 *子規
 *杜鵑
 *時鳥
 *杜宇
 *蜀魂
 *田鵑
さざなみ
 *漣
 *小波
 *細波
もみじ
紅葉


■時刻と十二支
 昔は時刻や方角に十二支を使っていました。ご存知「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」です。
 時刻の場合1日を12等分するので一つの干支は2時間分ですが、ここで注意しなければいけないのが、子は前日の午後十一時から午前1時までということです。その後2時間ずつに分割されます。子の刻(ねのこく)というと午前零時の前後1時間を言います。
 これを順番に計算していくと午の刻(うまのこく)は午前11時から午後1時になります。もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、午の刻の午を境にその前が午前、その後が午後となり、ちょうど真ん中が正午ということになります。
 ちなみに「草木も眠る丑三つ時」とは丑の刻を4つに分けた3つ目の時刻、つまり午前1時から午前3時を4つに分けた3つ目なので午前2時から午前2時30分のことです。


■方位と十二支
 この十二支は時刻だけでなく方角を表すのにも使われていました。子を北にして12分割します。すると、東が卯、南が午、西が酉になります。北と南を合わせると子午になりますが、どこかで聞いたことがありますよね。世界地図なんかに書いてある「子午線」の子午です。方角を南北に走る線のことを子午線というのはここからきているそうです。ちなみにあまり使いませんが東西の線のことは卯酉線(ぼうゆうせん)といいます。
 次に北東や南西ですが12等分すると当てはまる十二支はありません。北(子)から30度のあたりが丑で、60度のあたりが寅ですので北東(45度)はその間ということで丑寅といいます。一文字で「艮」と書く場合があります。そのようにすると、南東は「辰巳」で、南西は「未申」、北西は「戌亥」になり順に「巽」「坤」「乾」と書きます。みなさんの知り合いに巽さんや乾さんはいらっしゃいませんか?巽や乾、あるいは辰巳や戌亥さんは方角から由来する名字だったんですね。


■表外読み
 準1級の問題には「表外読み」というジャンルがあります。たとえば「集」という字ですが、通常「あつまる」や「つどう」と読みます。でも、準1級の試験では「すだく」や「たかる」と読む問題が出ます。(TVのクイズ番組でもよく出題されます。)前者の「あつまる」「つどう」は「常用漢字表」に書いてある読み方でそれ以外の読み方を「表外読み」というのです。つまり表外の表とは「常用漢字表」なんですね。
 この表外読みを学習していると語彙が増えます。普段使わない言葉が多いのでその意味も推測できます。

難読漢字に挑戦!




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