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■デジタル一眼の始まり
 デジタル1眼レフカメラ(以降「デジ1」と表記)を買ったきっかけは「子どもの写真を撮る」でした。職場のとなりの人が(今はカメラ師匠です)カメラ好きでいろいろと教えてもらいました。師匠はCANON派なので当然CANONのカメラを買えばレンズを借りて撮影術の練習になったのですが、見た目でNIKONに惚れてしまい、師匠を裏切ってしまいました。でも操作は基本的に同じ(NIKONとCANONのレンズの回転などは真逆です)なので問題はありません。
 これまで使っていたコンデジと比べると会心の1枚が増えてとてもおもしろいです。特に夕方の斜めから差す光の中の子どもの写真はコンデジでは決して表現できないものになります。


■デジイチとコンデジの違い
 大きな違いは2つ! 「撮像素子の大きさ」と「レンズの交換」 です。
「撮像素子の大きさ」は一番高級なデジイチで昔の35mmフィルムと同じぐらいのフルサイズから中級機から初級機まで広く使われているAPS-Cサイズ、一部特殊な(個性的な)フォーサーズの3つぐらいに大分されます。(厳密にはメーカーによって少しずつ大きさが違う)コンデジの場合は2/3インチ型から1/3型ぐらいまでたくさんのサイズがあります。
 ●撮像素子が違うと画質に差が出る!
  (値段にも差が出る?)
 右の図を見ると、デジイチとコンデジの撮像素子の大きさの違いがよく分かると思います。35mmフルサイズと1/3型サイズを比べると面積比で50:1です。コンデジはフルサイズの2%しかないところに絵を描いているようなものです。同じ1000万画素をうたっていても、一画素の情報量が全然違うのでそれが画質に現れるのです。

 ●レンズ交換
 レンズが交換できると目的に応じた写真が撮れます。例えば運動会で遠くの子どもを撮ろうとすると望遠レンズが必要です。きれいな花のアップや赤ちゃんの柔らかい肌なんかを撮る時はマクロレンズがいいかもしれません。コンデジでもシーン別撮影ができるようですが、画角はレンズに依存するので変えられません。
 

■画質の比較
 次の2枚の写真は同じ条件で同じものを撮影したものです。使ったカメラはNIKON D80とNIKON Coolpix



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